ネットオークションを利用した経緯

しばらく前、私はステンレスの作業台などの厨房用品をネットオークションで購入する機会がありました。きっかけは何よりもその安さです。

この不況のためか、厨房用品は中古のものが結構多く出回っています。私は某地方都市に在住していますが、私の住む町でも中古の厨房用品を専門的に扱うお店がいくつもあります。もちろん新品を展示・販売しているお店もあり、それらも含めていくつもの店を見て回りましたが、新品は高く、かといって中古品は状態の割に値段が高いと感じることがほとんどでした。また、厨房用品はオーダーで作成されるものも少なくないようで、使い勝手の面で私の希望に沿わないというものも結構ありました。

そこで試みにネットオークションで探してみたところ、いくつか条件に適ったものがありました。厨房用品は製造メーカーが不明であることが少なくありませんが、サイズの規格である程度の新品価格を想定し、それを基準に写真で商品の状態を勘案しながら入札するかどうかを決めていきました。また、入札に際しては送料も必ず考慮していました。厨房用品はかさばるものが多く、送料がかなり高いからです。実際、ほとんどのものが商品自体よりも送料の方が高かったように思います。そうした経費も計算した上で入札価格を決めていました。

ネットオークションでは商品の状態を判断するための資料が写真数点のみと少ないという点が問題ではあります。結局、この点については解決することはできず、“バクチ”的な要素は残ってしまいました。商品についての問い合わせをしても、出品者に無視されるということも何回かあったからです。中古品のペニーオークションの場合は、ある程度の商品トラブルを予想して、それを踏まえて自分の入札価格を決めるということが必要ではないかと思います。

ただ“安い”ということのみに目を奪われると、結局のところ高い買い物になってしまうことが実際にあります。実店舗での買い物とは異なる点を理解したうえで入札することが大切だと思います。